iDeCo~個人型確定拠出年金その2~
「その1」で確定拠出年金の簡単なお話をさせていただきました。
ホントにざっくりな内容でスミマセン…m(_ _)m
税制上のメリットをお話する前に、確定拠出年金のデメリットを先にお話いたします。
パッと思い浮かぶデメリットは下記のとおりです。
① 原則として60歳まで拠出した現金を受け取れない。
② 原則として途中解約できない、また、掛金の支払いをストップしたとしても、口座管理手数料は毎月発生する。
③ 運用商品によっては、元本割れが発生してしまう。
以上です。
なんか、よくあるような内容しか思い浮かばなくてスミマセン。
もしかしたら私はメリットのほうが遥かに大きいと思っているのでデメリットがあまり思い浮かばないのかもしれません…(^_^;)
短期の運用を考えているような方は、上記①から加入しないほうが良いでしょう。
また、上記③元本割れが嫌だという方もいるかと思いますが、リスクの低い定期預金や国債などの商品もあります。
上記②の口座管理手数料についてですが、下記の通りいくつか種類があります。
A:加入時手数料(加入時のみ)
国民年金基金連合会2,777円+運営管理機関○○○円(手数料なしのとことが多いですが、一部とるところもあるようです)
B:口座管理手数料(加入中は毎月)
国民年金基金連合会 月額103円+事務委託先金融機関 月額63円+運営管理機関 月額○○○円※
※…現在は運用管理機関である証券会社への運用手数料は0円のところが多いようです。
C:給付事務手数料(年金を受取る時)
事務委託先金融機関 1回につき432円
D:移管時の手数料(運用管理機関を変更する時等)
運営管理機関 ○○○円※
※…運営管理機関によって、手数料が発生する場合と発生しない場合があります。
以上です。
Bの口座管理手数料は毎月必ず発生します。
そうすると月額167円(年額2,004円)が発生してしまうので、
預金に預けている方がお得ではないかと思う方もいらっしゃるかと思いますが、
税制メリットでこの手数料分は相殺されるケースのほうが多いです。
その3へつづきます…m(_ _)m